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COLUMN

【ヴィーガン事業コラム vol.2】Vegan検定を取る意味

2022.01.07

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当社は新事業として「ヴィーガンアドバイザー事業」を開始いたしました。

Vegan検定1級・2級・PROを取得し、ヴィーガンアドバイザーとしてさまざまな企業や店舗に携わる土井あゆみ(株式会社GIVER代表取締役)が、なぜこの事業を開始するに至ったのか、どのような事業展開をしていくのか、インタビュー形式でお話しさせていただきます。

–今回、Vegan検定1級・2級・PROの資格を取得されたそうですね。どうして資格を取得しようと思ったのでしょうか。

最近はヴィーガンのライフスタイルも少しずつ広まりはじめていて、ヴィーガンやベジタリアンに対応している飲食店や商品も増えてきました。しかし、そうしたヴィーガン・ベジタリアンを扱う飲食店や食料品店において、スタッフの知識が追いついていない場合もあるのが現状です。

私自身はアレルギーがあり、卵や乳製品が食べられないのでヴィーガンのものを選んで食事をすることがよくあるのですが、スタッフさんに聞いた時に「それはちょっと違うんだけどな……。」と思ってしまうような回答が返ってきたり、食品の成分表示を見ると「全然ヴィーガンじゃない……!」となってしまう場面があったりもしました。

同じような経験をしているヴィーガン・ベジタリアンの方もいて、世の中には、まだまだ正確なヴィーガンやベジタリアンの知識が広まっていないのだと感じたんです。

–なるほど。確かに、ヴィーガンやベジタリアンを求めていたにもかかわらず、実際の商品が対応していないと、顧客も残念な思いをしますし、提供側も機会損失になってしまいますね。

そうなんです。Vegan検定は、創業者の岩溪寛司さん(株式会社みんなのごはん)が、ヴィーガンやベジタリアンの知識をより正確に知り、アドバイスやコンサルティングができる人を増やしたいとの思いで創設されたものです。私も、自身の経験を通じて岩溪さんの考えに共感し、検定を受けることにしました。

ヴィーガン・ベジタリアンのライフスタイルは、実際に学んでいくと、さまざまな方にとってプラスになるものです。

健康・美容・メンタルヘルスなどより健やかなライフスタイルを送りたい方にも、環境問題に取り組みたい方にも、動物が好きで動物愛護に関心のある方にも、さまざまな方に対して、具体的に今日から日常生活に取り入れることができる内容がたくさんあります。

こうした考えを、少しずつでも広めていければと思っています。

–SDGsにも関わるさまざまな問題の解決策のひとつになり得るものなんですね。実際にはどのような活動をされているのでしょうか?

ヴィーガン・ベジタリアンを取り入れたい飲食店や小売店などにアドバイザーとして参画したり、店舗に携わるオーナーやスタッフへの講義も実施しています。これまで15年以上会社経営を行なってきていますので、その経験を活かし、人材育成やスタッフのモチベーションアップ等もあわせて実施しています。

また、講演会も行なっていて、ヴィーガン・ベジタリアンの知識をより広く提供し、ライフスタイルの提案を行なっています。これまで150名以上の方に参加いただいていて、今後も200名以上の参加が予定されています。

微力ながら、1人でも多くの方にこうした考えを知ってもらい、SDGsへの取り組み強化ができたり、心地よいライフスタイルを送る方が増えることを願っています。