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COLUMN

【ヴィーガン事業コラム vol.3】美容と健康とヴィーガン

2022.02.02

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当社は新事業として「ヴィーガンアドバイザー事業」を開始いたしました。

Vegan検定1級・2級・PROを取得し、ヴィーガンアドバイザーとしてさまざまな企業や店舗に携わる土井あゆみ(株式会社GIVER代表取締役)が、なぜこの事業を開始するに至ったのか、どのような事業展開をしていくのか、インタビュー形式でお話しさせていただきます。

–最近はヴィーガンを実践する方も増えてきていると思いますが、美容や健康を意識して興味を持っている方も多いそうですね。ヴィーガンと美容・健康にはどういった関係があるのでしょうか?

ヴィーガンを実践すれば健康になる、という訳ではないのですが、やはり野菜をたくさん食べることで美容や健康への効果は期待できると思います。

まず、肉を食べないため、脂肪に変わりやすい栄養素である脂質を摂取する量が少なくなり、自然と低脂質になりやすいため、ダイエットしたい方におすすめです。また、コレステロール値も上がりづらく、飽和脂肪酸の摂取量も少なくなるため、生活習慣病やがんの予防になると言われています。

–なるほど!確かに脂肪のとりすぎはよく生活習慣病の原因として注意が必要と言われていますよね。

そうなんです。野菜には食物繊維や抗酸化物質、ファイトケミカルなどの栄養も豊富なので、便通の改善やアンチエイジング・美容の効果も期待できます。また、動物性の食品を消化するのにかかるエネルギーは、植物性の食品と比べて3倍以上と言われているので、胃にかかる負担を減らし、体の回復によりエネルギーを使えるようになります。そのため疲れにくくなるとも言われています。

そういった影響から、今ではハリウッドの俳優や芸能人、トップアスリートでも実践している人が増えているそうです。個人的には、睡眠の質が上がって、集中力がアップしたのと、肌トラブルがとても減ったなという体感がありますね。

–ヴィーガンを実践していくと栄養不足になるのでは?という意見もあるのですが、その点はどうなのでしょうか?

肉や魚を食べない分、タンパク質が十分に取れないというイメージがあるようですが、実際には十分に摂取可能というデータがあります。ベジミートとしてよく使われる大豆や豆類で多く摂れますし、その他の野菜でもブロッコリーやアボカド、ひじきなどタンパク質が多めのものもあります。

そもそも現代人は、肉食でもタンパク質が不足していることが多く、脂質は摂ってもタンパク質の量は少ないという場合が多いので、どちらにしろ、良質なタンパク質をきちんと摂取できるように気を付ける必要があると思います。

–なるほど、確かにそうですね。実際にヴィーガンを実践していく上で、取り入れやすい方法はありますでしょうか?

基本的には、日本食を中心にしていくと、ヴィーガンに近い食生活になるので、日本人には親しみやすいかと思います。日本食の「まごわやさしい」の要素を取り入れて、豆類やごま、海藻、野菜、きのこ、芋などを中心とした食事にすると、必要な栄養素を摂りやすいでしょう。

健やかに美しくなりたい方には、ヴィーガンはとても効果的な選択肢の1つになると思います。