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COLUMN

【視察レポート】オーガニック本場・ドイツで体感したサスティナブルな暮らしの「当たり前」〜日常の選択が地球の未来をつくる〜 

2026.08.30

土井あゆみが代表を務めるエシカル・サスィナブル・ヴィーガンを軸としたセレクトショップ「style table(スタイルテーブル)」は、日頃から、自分自身にも地球環境にも優しい、持続可能なライフスタイルの提案を行っています。

2026年6月下旬、オーガニックビジネスの本場であるドイツ・デュッセルドルフを訪れる機会に恵まれました。街中の日常風景から現地の暮らしの選択、そして全館オーガニックを貫く話題のホテル「タナーホフ」への滞在まで、私たちが目指す未来へのヒントに溢れた視察の日々となりました。

今回は、現地で直接体感したドイツのリアルなオーガニック・サステナブル事情をお届けします。

【ドラッグストアの9割超が「BIO」!「特別」ではない日常の選択】

 現地に着いてまず驚かされたのは、街のドラッグストアに並ぶ商品の約9割5分に「BIO(オーガニック)」の表記があり、しかも手頃な価格で販売されていることでした。ドイツにおいてオーガニックを取り入れることは特別なおしゃれや「意識が高い」ことではなく、誰もが気軽に行えるごく当たり前の日常として生活に溶け込んでいます。

背景には、日頃からニュース等で地球環境の現状が発信され、教育の段階から環境配慮の意識が根付いている社会風土があります。個人の配慮という枠を超え、行政や街全体が一体となって「できる限り地球に優しい生き方をしよう」というスタンスを共有している姿が非常に印象的でした。

【生活の知恵と仕組みが生むドイツのエコシステム】 

滞在中の暮らしの中でも、日常の至るところでサステナビリティの配慮を目にしました。 お手洗いでは使い捨てのペーパータオルがほぼ設置されておらず、人々は当たり前のようにマイボトルやエコバッグを持ち歩いています。また、不要なエネルギー消費を避けるために過度なエアコン使用を控えるなど、快適さのみを追求するのではなく環境との調和を優先する選択が徹底されていました。

「サスィナブルな取り組みをやっています」とわざわざ誇張するのではなく、やっていることが前提のドイツの基準の高さは、これからの日本でも真似できる伸びしろであり、私たちが発信し続けていきたい姿勢そのものでした。

【自然と調和する全館オーガニックホテル「タナーホフ」での学び】

 視察の中では、歴史的に健康的な滞在や転地療法を目的に始まり、現在は一般の方々にも解放されているオーガニックホテル「タナーホフ」にも滞在しました。 提供されるお食事はもちろんのこと、お布団やパジャマ、タオルに至るまで全てが厳格な基準のもとオーガニックで統一されています。

豊かな自然のなかで心身ともに心地よくリフレッシュし、そこに集う人々が温かく挨拶を交わし合うアットホームなコミュニティが形成されている空間に触れ、真のウェルビーイングとオーガニックの可能性を再確認いたしました。

【子どもと家族を温かく包み込む優しいドイツの国民性】 

環境配慮だけでなく、街で出会う現地の方々の人柄の温かさも心に残るものでした。 ベビーカーを押して歩いていると、移動中や街中の至るところで周囲の男性や通行人の方々がごく自然に手を差し伸べて助けてくれます。子どもや家族を社会全体で大切に育み、リスペクトし合う温かい空気感があり、暮らしやすさの裏にある本質的な優しさを感じることができました。

【私たちが目指す未来〜ドイツで学んだ今後の展望〜】 

今回の視察を通じて、「地球環境や人に優しい選択を、誰もが自然にできる社会を作りたい」という私たちの想いはより一層強いものとなりました。

ドイツで学んだ日常の当たり前の基準や温かい想いを、style tableの取り組みや商品を通じて日本の皆様へ丁寧にお伝えしてまいります。そして、ヴィーガンを始めとするエシカル消費の価値を発信し続けることで、社会全体の生活の質向上と、自分と地球を大切にする持続可能なライフスタイルの輪を広げてまいります。