【社長コラム vol.07】良好な人間関係を築く3つの秘訣!

本記事は8月15日の出版記念講演会の内容を一部ピックアップし、加筆・編集したものとなります。講演会では「良好な人間関係を築く秘訣とは?」をテーマに、著者の土井あゆみが大事にしていることをお話しさせていただきました。すぐに実践できる内容を記事にまとめましたので、講演会にお越しになられなかった方もぜひお楽しみください。

–あゆみさんは、日々多くの方と関わりを持ちながらお仕事をされているかと思います。コミュニケーションをとる際に大事にされていることはなんでしょうか?

メラビアンの法則をご存知でしょうか?人間は他人とコミュニケーションを取るとき、言語・聴覚・視覚の3つの情報から相手を判断しているという心理学の法則です。
表情や視線など見た目や仕草による「視覚情報」が人に与える影響度は55%、声の大きさや話すスピードなどの「聴覚情報」は38%、会話そのものの内容である「言語情報」は7%と言われている法則のことです。

私は特に、「視覚情報」と「聴覚情報」における93%で伝えることをとても大事にしています。
ですから、できる限り対面でのコミュニケーションをとることを意識し、言葉以外の93%の要素を伝える・感じることを大切にしています。

communication

–あゆみさんの人への関わりを見ていると、とても繊細で愛情深さを感じます。どういった経験から身につけてこられたのでしょうか。

学生時代に、不登校の生徒の家庭教師をした経験が大きかったと思います。

自己概念がとても低い生徒、そして自分の子どもに対して否定的な言葉を使うお母様とも、真正面から向き合いました。

生徒がどうやったら勉強に取り組むようになるか、親子の関わりがより良いものになるかを考えて実行するのは、全神経をかけて集中し、体力も使うタフな経験でした。しかしその経験から、「人が何を感じているか」を察することが徐々にできるようになりました。

人は、自分が感じていることに共感してもらえると、安心感や信頼感を得ると言われています。
私自身、家庭教師の経験を通じて、人が何に困っているのか、そして何を解決したいと思っているのか、について理解に努めることを大事にするようになりました。

私は、どれだけ人と本気で向き合ってきたかによって、人への繊細さが変わってくると思います。ついつい自分がどれだけ傷つかないようにするか、嫌われないようにするかに意識がいきがちですが、まずは本気で人と向き合う経験を積むことからなのではないでしょうか。

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–ありがとうございます。自分自身にもとても刺さるメッセージでした…!多くの方とお仕事されているあゆみさんが、どんな人ともうまく付き合うために大事にされていることは何でしょうか?

私はその人の味方である、ということをわかりやすく伝えることです。
加えて、特に年上の方には可愛がられることが大事だと考えています。
例えば貴重なお時間を頂いたときには、「お会いできて嬉しい」ということをわかりやすく相手に伝えることを意識しています。

ですから、会う予定の前に質問をたくさん考えて準備して臨み、実際会っている時には、メラビアンの法則でいうところの視覚情報・聴覚情報における93%をわかりやすく表現したりもします。

やはり仕事をする上で、人脈がキーとなってくるので、自分からいかに繋がりをつくるかが重要となります。そして目の前の人にお時間をいただくからには、少しでも多くのことを学んで帰ろうと決めています。

–ありがとうございます!今回のお話をお伺いして、あゆみさんの魅力の秘訣を知ることができたとともに、すぐに実践できることが学べたので私自身も実践してまいります!

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